この記事は、私の実体験を記録です。これからキャリアコンサルティング資格の受験を考えている方にとって少しでも試験の雰囲気を感じお役に立てていただけたら嬉しいです。
学科・論述試験から約2週間経ち、面接の試験へ参加してきました。
今回も学科・論述に引き続き、夫さんと次女っこさんに引率してもらったんだって?
ほんとに助けられまくってるねー
そうなんです、再び送ってもらいギリギリまで母乳をあげ、後は哺乳瓶のミルクを託して会場入りしました。
そして、終了後には3人の待つ車にダッシュ!
・・・「よかった」、ベビは大泣きはしなかった様子。二人とも、今日もありがとうーー!
参考:当日のタイムテーブル
受験票には集合時間が書いてあり、その時間帯で前半・後半の2つの時間帯に区切られ面接が実施されました。
私の時間帯は以下の通りでした。
- 9:30 受付時間
- 9:45 集合時間
- 9:50 オリエンテーション
- 9:55 1組 受験室 移動
- 10:00 1組 試験開始
- 10:20 2組 受験室 移動
- 10:25 1組 試験終了/2組 試験開始
- 10:50 2組 試験終了
今回の私の試験ケースは
「会社で目標シートが導入されて無駄な手間と時間が取られそう。書きたくないから書かなくてもいい派遣とかそういう仕事に変えようかと思っている。」
共感的にクライアントを理解しなければいけないとはわかりつつも、一瞬言葉が出ませんでした。
振り返り
面接は試験管2名、クライアント役の方1名でした。
対策通り、15分の面談シミュレーションのあとは質疑応答を5分程度(おそらく・・・)で退室し終了です。
私のクライアント役さんのケースは対策の中で見たこともなく、自分のイメージトレーニングでも考えたことがなく・・・。質疑の回答に窮してしまいました涙。
「終わった・・・受験料3万円・・・」
心の叫びがこだまします。
15分間シミュレーションの傾聴は養成講習を受けている頃よりはできるようになっていたように思うのでそこでの加点に最後の望みをかけておきたいと思います。
論述試験の対策で必要な観点を整理できていたことも思考としては役に立ったと思います。あとは、どんなケースでも驚かない瞬発力が必要ということがわかりました。ダメだったらこの瞬発力はどう対策したものかな・・・。
どうにか引っかかってくれないものかなーと心からね意外ながら帰路につきました。(実際は合格発表直前まで念じていました 笑)
受験結果
合格確認の流れ
- 合格発表当日:受験団体のサイトで学科と実技(論述・面接)の結果公開
- 発表の日に結果通知が発送
- 順次手元に結果が到着(地域によって数日のタイムラグあり。私は4日ほどかかりました)
4月中旬になり合格発表当日。
速報で学科は合格圏内ということが分かっていたのですが、実技は自己採点などできるはずもなく。半分以上諦めつつも願う気持ちで結果を待ちました。
発表当日、受験団体のサイトで合格番号が発表されます。
発表のPDFファイルも受験と同じく、筆記と実技に分かれているので順番に見ていきます。
筆記は・・・ありました。ひとまずほっと一息。
次は実技のPDFファイルへ。・・・・・あ、ありました!!!
私の番号だよねっと3回くらい確認した気がします。
それでもなんとなく確証が持てずに夫さんの昼休みに再チェックをしてもらったことを記憶しています。
8月の受験資格取得のための講座受講から試験まで、ぐるぐると頭を巡りました。久々に噛み締めるような喜びでした。再びの面接は資金的にも家族の負担的にも、もうスリだと思っていたくらいで・・・本当に嬉しかったです。
受験対策・振り返り
私なりに今回、これが功を奏したなと思った点を記載しておきます。(更新、詳細リンクなど更新予定)
- 学科
- 過去問対策でOKから、今後の受験では足りないかもしれない問題
- 思想家とカウンセリングアプローチは全体像が関連するまでが壁
- 実技(論述)
- 過去問から回答の型とケース、よく使うキーワードをマスターせよ
- 実技(面接)
- 徹底的に気持ちへの共感「・・・について・・・と思われたのですね」「・・・なお気持ちになったのですね」
- 私はこれで受かった気がします
- YouTubeを見ながら自分なりに次のワード、展開を発する
- 便利フレーズ「他に何かありますか」
- 「こと」を発すると気持ちが見えなくなる
- 現在、過去、未来と紐解く「今・・・なのですね、以前は?」、最後にこれからのことへ
- 実際の面談ケース(いくつか参考まで)
- 40代:突然の部署移動(企画→人事、エンジニア→営業など)でまれない仕事に戸惑っている
- 20代後半女性:目標面談が導入され面倒で転職したい
- 30代後半女性:雑用ばかりで転職を考えているが・・
- 実際の対話で感じた本音
- 興味のあること以外はほとんど言葉が少ない
- 設定と見た目が違いすぎて戸惑う
- 呆れた悩みで勝手にしてと言いたくなる
- 徹底的に気持ちへの共感「・・・について・・・と思われたのですね」「・・・なお気持ちになったのですね」
キャリアコンサルタント試験は数年前に突然論述形式が変わったり、今回は出たことのない思想家が出たりと今後の展開も読みきれない部分がある試験だなと感じました。
ただ、過去問を一定数しっかりマスターすることや、実技の採点ポイントを理解しておくなど基本的なことを積み上げていけば絶対に無理な資格ではないということもわかりました。
この資格、実は、ものすごく活躍している方と、いまいち活用できていない有資格者とで二極化しているのもこの資格の実態と聞きます。
受かってやっとスタートライン。
私もこれから、この資格を活かす方法を考えていかなければと気を引き締めているところです。
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